
お叱りというほど怒っていらっしゃったわけではありませんが…
注意されたといったほうが正しいかもしれません。
理由からお話ししますとですね、
このコロナの感染拡大している中、他のお客様との会話で盛り上がってしまったことが原因です。
アシスタントがカット中のボクに声を掛けてきました。
「もう少し静かにお願いします」と。
他のお席のお客様に言われたのでしょうね。
そこでボクは『ハッ』となって気付いたのです。
(ボクの心の声)
やばい…つい盛り上がってお客様もボクも声が大きくなっていた。
今はデリケートな状況下なのに、完全に忘れてしまっていた。
まずい…まずい…
と思って、タイミングを見てカット中のお客様に「すみません。少し声を小さくお願いします…」と小声で伝えました。
そのお客様も察してくれたのでしょう。すぐに静かにしてくれました。
もちろんボクもお客様も全員マスクは着用しています。換気も十分にしています。空気清浄機も全開です。
でもです。東京の感染者500人超えてきた状況で、かなり敏感になっているお客様がいても当然です。
完全にボクの意識が甘かったのです。
ダメダメです。ホントに…
ホントに申し訳なかったと反省しています。
アシスタントは「こんな時にあんな大きな声で喋って何考えてんの!」という文章をスマホの画面で見せられたそうです。
アシスタントにも申し訳なかったです。
あとで注意してくださったお客様には謝りました。
もう長くご来店くださってる方で「あ〜、いいえ。気をつけてくださいね」と優しかったのでホッとしました。
いろんなお客様がいらっしゃいます。
今はこのような状況ですから、気にしながらもご来店くださるお客様に合わせてしっかりと対応していくことが必要です。
独り暮らしで在宅勤務中の方は、サロンに来た時に息抜きを兼ねてたくさんお話ししたい方もいます。
毎日通勤している方は、サロンに来た時くらいリラックスして静かに過ごしたい方もいます。
いろいろなんです。
サロンスタッフがお客様に合わせる意識をしなくてはなりませんね。
いや、しかし今回は気付かせていただいて本当に良かったです。
忘れちゃいけません。あくまでもサロンはお客様のための空間。
今回、コロナというのもあってか改めてパーソナルスペースの大切さを痛感しました。
うちが今スタッフ募集している美容室see.Lは、コロナが流行するちょうど1年前にオープンしたのですが、まさに『今』に合致したサロンです。
各お席は、パーソナルスペースを確保してリラックスしてもらえるよう半個室空間となっています。
圧迫感がないよう上は空間。下にも少し隙間。お席への入り口は開放。
お客様にも喜ばれています。
ボクが働いている方もも改装したいと思ってしまいました。