
美容室see.L(シードットエル)のホシです。
2020年。今年最後の投稿になります。
大変だったこの1年のラストは『メッセージ』で締めくくりたいと思いました。
仕事に真剣に取り組んでくれる美容師さんに働いて欲しい
コレが出来なきゃダメ。アレが出来なきゃダメ。
特にありません。スタイリストとして普通にお客様を担当することができれば問題ありません。
- 流行のスタイルをうまく作れる
- 仕事がめちゃくちゃ早い
- 店販商品をめっちゃ売る
- SNSを駆使して自分で集客できる
など、出来なくてもいいんです。
もちろん出来るに越したことはありません。ただ、ボクはもっと大切にしている部分があります。
それは、
仕事に対してどんなことでも一所懸命に真剣に向き合えること。
です。
具体的にはどんなことかというと…
掃除や準備、お客様を担当していないときでも頑張れるか
協調性を持って、協力し合えることが大事です。
マンツーマンサロンといっても他スタッフと共に働く場所です。
仕事中はどんな小さなことも真剣に取り組んで欲しいのです。
- 洗い物や片付けなど人任せにせず自らやる
- ちゃんと期日を守る
- 自ら進んで仕事を探す
美容師ってお客様に技術、サービスを提供していればそれでいいかというとそうではないですよね。
お客様を担当し、お店を回していくということはお客様の見えないところでも一所懸命にやる必要があります。
「あの人、全然片付けしない」
「なんでも人任せ」
「言われないと動けない」
一緒に働く人がこれでは困りますよね?ストレス溜まりますよね?
売上があればそれでいい。
そんなことはありません。
もっと大事なのが一所懸命さです。ボクはそう思っています。
売り上げなくてもいいということではありません。仕事は大変だし楽なんてことはありません。
楽したいと思ってるならそれは大間違い。
そんなにありません。難しいことをたくさん要求することもありません。
例えば、ボクからスタッフへのお願いで
「11月の末には届くように年末年始のDM出してね」
DMは業者に印刷出して、美容師としてやることはサロンで宛名シールを貼って、お客様に一言メッセージを添えて出すだけ。
まとめて郵便局に持っていけばよい。
そんなに難しくはない。
これをボクから言われたからやるという気持ちで取り組んで欲しくないんです。
これは美容師としての自分のためにやるべきことです。
支持してくれるお客様あっての美容師ですから。
それと、サロンワークが忙しくて営業中にDMの準備ができなかったとき。
「忙しかった」だから11月中に出せなかった。
確かに仕方がないとも思えます。
営業後に残業もしたくないですよね。
でも、これも自分のためと思って取り組めるかが大切です。
嫌々やるのは違うんです。
葉書に一言添えるのにそんなに多くの時間は掛かりません。5枚書くのに10分も掛かりません。
これを1ヶ月、例えば出勤日数20日あるとしたら毎日書けば100枚書けます。
小さなことです。1日たった数分で終わります。
こういう風に考えて一所懸命に取り組んでほしいんです。
お客様のため、働く自分たちのためと思えることに真剣になってほしいだけ。
うちは他サロンと比べたら全然厳しくないです。たぶんですけど。
ボクの美容師としての20年以上の経験からです。
「売上!売上‼︎」なんてしょっちゅう言うこともありません。
ホントめずらしいと思います。
確かに数字は上げて欲しいですよ。
でもうるさく言ったから上がるもんでもないんですよ。
売上げを上げるのは自分のため。会社のためじゃないんです。
だから、あんまりうるさく言わないだけ。
自分にとって大切と思えれば、自ら進んで努力すればいいわけですから。
人(ボク)からうるさく言われてやるもんじゃないんです。
例えば他にも、
冬場は寒いです。特にセット面で長い時間座ってるお客様は足元が冷えてきたりします。
ボクも仕事しながら足元冷えるな〜と感じてますから。
どうします?
「寒いけど大丈夫でしょ」「そこまで気にしないでしょ」
でスルーしますか?
いやいや、ここもお客様のためと考えて取り組む必要があります。
「冬場、お客様の足元冷えるので暖房器具を買ってもいいですか?」言って欲しいです。
全然気にせず言ってください。
お客様のためになるなら全く問題ありません。
結果、自分たちに返ってきます。
お客様のため。自分のため。
このように考えて自ら動けるというのは、ボクは経営者としてめちゃくちゃ嬉しいです。
数字だけを見て判断するわけじゃないんですよね。
美容師って成績としては売上げという数字で評価されます。
それがお給料に直結してきますから。
でもそこだけじゃないんですよね。
ボクは99%数字だけで判断する経営者を見てきましたが、これも間違いではないという考えではあります。
お店を経営していく以上、必ず必要となるのが売上げですから当然と言えば当然です。
そう。だから最低限はボクも必要という考えで、あとは先に書いたような「真剣に、一所懸命に」という部分を見ます。
売上が良くても協力し合えない、自ら動かない、約束も守らないとかでは成り立ちません。
やっぱり良い労働環境って協力しあって作っていくもんだからです。
会社としてどんなに福利厚生などの待遇面を整えても、サロンワークにおいては働くスタッフ自身が作っていかなければばりません。
- あの人全然動かない…
- 私ばっかり…
なんて思って働く場所を『労働環境が良い』とは言えないですよね?
だから、数字も大事ですけどそれだけじゃないんです。
労働環境を整えるという意味では、むしろ数字より大切な部分なんじゃないかと考えています。
- 完全週休2日
- 営業時間9時間
- 18:30閉店
- 社保加入
- 土日休みも状況次第でOK
とかであっても、結局は働く環境って働く人間が作るんですよ。
待遇や環境自体をこうやって1つの型にすることはできますが、共に働く仲間が協力し合えるかどうかが大事。
だって、一緒に働いてる誰かが嫌で職場変えるというパターンもあるじゃないですか?
意地悪な先輩がいる。全然掃除しない同期がいる。口うるさい上司がいる。とか
100%完璧じゃなくていいんです。お互いに思いやりを持って仕事に取り組んでほしいだけです。
100%なんて無理ですしね。ボクもムリ。
たまにスタッフに怒られるときあるし。
別に好かれようとする必要ないけど
社長とかってあんまりスタッフから好かれることも良く思われることないと思うんです。
ボクがそうでしたから。
たまたまかもしれませんけど「この社長に一生ついていこう!」なんて思える社長はいませんでしたし。
むしろムカつくことの方が多かった。
「社長なんてそんなもん」と言われてしまえばそうなのかもしれません。
でも、スタッフ同士はこれじゃいけません。
「仲良くしろ!好かれる努力をしろ!」とまでは言わないけど、嫌われるようではよくないです。
プライベートはプライベート。仕事は仕事。
全然それでいい。
いいけど、自己中じゃ困るわけです。
社長はうるさいから嫌い。それでもいいけど共に働くスタッフ同士は協力し合うことが大事ですよ。
で、うちはこれができる美容師を仲間として迎えたいのです。
まだまだ。どんどん。全力で美容師求人募集を続けます!
仕事ができる人じゃないと採用しない。という会社ではありません。
出来る出来ないより、真剣に一所懸命に取り組んでくれる方なら何人でも採用していく方針です。
お店が足りなくなったら作ります。
来年、2021年はもう1つサロンをオープンする予定です。
神奈川県の小田急線沿線や伊勢原、相模原、小田原エリアとかで転職を考えている美容師さん。
思いやりを大事に協力しあって、責任感を持って働ける方を募集しています。
うちの美容室の詳しい情報は
↓
『美容室see.L』
うちの美容師求人募集ページは
↓
『募集要項』
とりあえずホシ(ボク)に相談したいという方は
↓