
これは若い頃の自分にもう少し言ってやりたいですね。
若い頃は若い頃でわかって動いていたつもりだった。
上から言われるでもなく、自らやったほうがいいことはやっていたつもり。
言われたことはやって当然。でも…
欲を言えば『それプラス』が正解だと思います。
というのは、言われたことだけやっても大きな成長はないから。
言われたことの意味、目的を考えれば自分なりにプラスの動きもできるから。
ここを考えて動くのと、何も考えないで言われたことをこなすのとでは大きく違う。
すごく簡単にサロンワークで例えて言えば、
先輩が「〇〇さんのパーマの準備お願いね」の指示の中には、いろんな考えがあったりする。
指示されたパーマの準備だけするのか?そこから派生していく他に必要な準備なり、動きをできるのかは大きく違う。
そもそも指示される前に準備しておくのが理想なくわけだが。
先輩に何かをお願い(指示)された時、本当にそのままそれだけやっても全く普通ということ。
自分自身の練習でもあるだろう。
「練習しろよ」と言われて練習するもんでもない。自分のことだ。自分のためだ。
言われなくても練習した方がいいし、言われた練習だけでなく自ら考えてプラスしていくことはすごい大切なわけだ。
とにかく大事なことは考えること。意識すること。
尊敬していた上司によく言われた言葉に「何でも意識してやれ」がある。
掃除でも準備でも片付けでもヘルプでも何でも。
何のためにやるのか?
どうすればもっと良くなるか?
どうやったらもっと効率的か?
「考えないで言われたことだけやる奴は成長しないからな」と。
当時も素直に「はい!」と答えて頑張っていたはずだが、今になって思うと足りてなかったことは多い。
とにかく考え意識する。
これをしない人が多い。
本当に言われたことしかやらない。
言われたことの意味や目的を言ってきた相手の立場になって考えようとしないから、見当違いのことしたり、何か抜けていたり。
どんなに簡単なこと、小さなことでもやればいいってもんじゃない。
そこには意味や目的が必ずある。
そして、言われるまえに相手がしてほしいことを考えて動くこと。
これは接客においてもすごい大事。
わかるよね?