美容師になって、美容師続けていくと決めて、美容師で食べていく!となれば、将来設計する必要があります。
だって、美容師という仕事で30代、40代、50代も60代も稼いで食べていくんですよね?
じゃあ、考えなくちゃならないでしょ、この先のことを。
美容師個人で考えることは絶対に必要。
それに、美容師を雇用してる会社も社員の将来設計を考える必要がある。
会社が考える社員の将来設計
会社が社員の将来設計を立ててあげるのではなく、社員の望む将来を叶えられるよう、会社としてどのような方向に進んでいくべきなのかを考える。
それと、美容師として人生を送るために必要なキャリアアッププランも、会社で考え実行していく必要があると考える。
社員の将来を考えれば、収入が上がっていくシステムが必要で、そのためには会社と共に成長できるようなキャリアアッププランが必要と思っています。
会社と共に成長していく
会社と社員が共に成長していく必要があると考えています。
それと、同時に『お金の勉強』も会社でしていけるようにしたいと考えます。
前回の会計士さんとの監査で話したのが、スタッフの教育にもう少しお金についての教育があった方がいいということ。
昔からそうなんですが、美容室で働いていると美容師としての知識、技術面の教育、接客業としての教育はしてくれます。
でも、社会保障のことやお金に関することなどは教育に含まれていないんですよね。当たり前なのかな?
こういうことって、なんか難しく感じるし、どうしても敬遠しがちになりますよね。
でも、日本で生きていくなら知っておいた方がいいことってたくさんあるんですよね。
まぁ、知らなかった僕でもここまで生活してこれているので、知らなくても死ぬことはないでしょうが。
僕もまだまだ何もわかっていません。知らないことだらけ。
知らないから、わからないから専門家に助けてもらっているわけです。もちろん費用は掛かります。
専門家じゃないので、すべての知識を身に付ける必要はないです。
ただ、大事なことは疑問を持つことだと思っています。
「なんとな~く、みんなそうしてるから」とか「会社に言われたから」とかではなく、なんでそうしなくちゃいけないのか?という疑問を持つとこから始まると思うんです。
知って得することではなくても、損することはありません。
例えば、30歳で結婚して家庭を持って、美容師という仕事で家族を守っていきたい。
となれば、美容師としての知識以外にも必要となる知識があります。
そういった必要な知識を身に付け、ライフプランを考える。
今度は、そのライフプランを実現するためのキャリアアッププランが必要となる。
行き当たりばったりに進んでいくよりも、社員がきちんと将来設計を立て、安定した生活を送れるような体制を作るのも会社としてやっていかなければと考えます。
美容師個人で考える将来設計
過去に戻ることはできないですから、今現在の自分の状況をきちんと把握した上で考えるわけです。
それで、まずは最終目標を設定してみましょう。
例えば、60歳過ぎた時は美容室5店舗経営の社長になって隠居生活を送りたい。とかね。
で、そこから逆算して考える。
60歳の自分
会社を人に任せて、役員報酬で年収1000万円は欲しい。
となると、5店舗経営で役員報酬で1000万円をもらうには、会社の年商はいくら必要なのか?
1店舗あたりいくらの年商が必要か?
そうなると、店舗規模は?単価は?世の中はどうなっているのか?
50歳の自分
美容室5店舗目を出店。60歳まで10年、この10年で会社を人に任せて収入を確保できる体制を作る。
自分の代わりとなる人材の育成。
40歳の自分
美容室を2店舗経営。50歳までにあと3店舗作る。
3年に1店舗のペースで出店が必要。
30歳の自分
個人事業で独立開業して、40歳までに2店舗目を出して軌道に乗せる。法人化もする。
20歳の自分
24歳までにスタイリストデビューして、30歳で独立を目指す!
30歳までに自己資金としていくら貯金するのか?
これが将来設計
最終目標が決まれば、それを実現させるためにはいつまでに何をする必要があるのか?ということが見えてくる。
上記は10歳単位でざっくりとした設計だが、本当はもっと細かく考えたほうがいい。
こんなふうに将来設計立ててみると、案外人生なんてあっという間のことかもしれないと思えてくる。
でも、やるべきことが見えてくるので、ぜひ1度は時間使ってやってみてほしい。