先日、担当のディーラーさんが来て、少し時間があったので美容師の求人募集について話をしました。
僕『周りの美容室は求人で動きありますか?どんなとこが人集まってますか?』
ディーラー「いや〜、動きないですね。業務委託サロンは動き多いですけど」
みたいなやりとり。
結果、言われたのが『お金』のことでした。
やっぱ給与、報酬は大事なとこですよね。
美容師求人募集概要で1番大事なのって給与?
僕だって仕事探すならココは絶対に気になりますからね。
でも、なんか『やっぱお金が大きいですよ』とばかり言われてしまうと、わかってはいても釈然としない部分もあるわけです。
うちの求人募集概要も見直すわけですが、別に特別安い給与ってわけでもないと思うんです。たぶん。
なんていうか、募集している美容室によっても待遇面はそれぞれあるわけで、当然ですが出せる給与にも限界がある。
もちろん、担当ディーラーさんもただただお金ですよ、と言ったわけではないことも理解はしています。
でも、なんて言ったらいいのか難しいんですが「出せんもんは、これ以上出せん」というかなんだろ。。
要は、給与だけを見られたらうちなんか敵わないとこなんていっぱいあるわけで、だからそれ以外の部分も見て欲しいわけで、もちろんそれ以外でも魅力を感じないから応募が来ないのかなとも思っているのですが。。
給与以外での魅力を自分たちが理解して、そこを発信できないとダメなこともわかってます。
ただ、それが難しい。やってないだけなのかもしれませんが。
求人募集している美容室の将来性は見てますか?
僕が思うにこれもかなり大事な部分かと思っています。
- どんな美容室なのか?
- そこで働くことで美容師としてどうなっていけるのか?
- その美容室は今後どうなっていくのか?
正社員として働く美容師にとっては気になるとこです。
さっき給与の話になりましたが、求人募集要項に載っている給与は基本的には最低給与から載せているわけで、歩合などによりプラスに変動していきます。
給与って高い方がいいんですが、本当に大事なことはどっちなんでしょうか?
- 働き始めの最初の給与が大事なのか
- 2年後、3年後の給与を含めた自分がどうなっていけるのか?
後だろうが最初だろうがやっぱり給与は高い方がいいですけど。
売上ゼロの状態で入社して、最初から給与が30万円以上貰えるなら話は変わります。でも、そんなこと中々ないでしょ。
だから、給与だけを気にするのではなく、その美容室で働いている3年後とかの美容師としての自分をイメージしてみることも大事かなと。本当はこっちの方が給与より大事なのかなとも思う。
じゃあ、どんな求人募集内容なら将来性ある美容室なのか?
求職者がどうなりたいかで考え方が変わるでしょう。
でも、将来性という言葉だけでイメージするなら、下記のような美容室は該当しないのかな。
- 頑張るの諦めた美容室
- 諦めてないけど頑張ろうとしていない美容室
当たり前だけど、こういうのって最近わかりやすい時代になりましたよね。
美容室のホームページやブログなど見ていると、「あ、ここは違うな。。」なんて思う時があるわけですよ。当たっているかどうかは別として、1人のユーザーとしてそのサイトを見た時の感想ですよ。
いや、実際には頑張っているのかもしれませんから確かなことはわかりません。
じゃあ、どこ見てそう思うのかっていうと
- サイトデザインがなんか古い。。
- スマホ対応されていない
- 最後の更新が4、5年前??
- 画像がダサい。。
- 求人募集ページもない
- 情報が少ない
- 無料サービスで自作してある
- 独自ドメインじゃない
などなど、1番最悪な状態なのが営業しているのかどうかすら疑わしい状態のもの。
これだけネット社会の今の時代に、自分の美容室のオフィシャルサイトが古く、スマホ対応もされていないのとかってどうなの?これからも営業続けて業績伸ばしていく気あるの??と思ってしまうんですが、どうでしょう?
もちろん、赤字でもなければしっかり利益も出せている美容室なのかもしれません、今は。
でも、この先も人材育成して事業拡大していこうという風には見て取れません。
もし仮に利益も出ていて、美容師求人募集もしているのであれば、ホームページは時代に則したものであるのが理想ですよね。
だって、まだ見ぬ求職者との接点といえば、大抵の場合がホームページやリクルートページだから。それで将来性やメリットを伝えられなきゃ絶対に応募なんて来ない。来たら奇跡だし、羨ましい。
美容室の求人に応募するなら給与以外の部分をしっかり見るべき
だと、僕は思っているので自社のリクルートページにはだいぶ力を入れています。
広告費にもお金を掛けるときは掛けます。必要であろう時の投資は惜しみません。
この求人ブログにも力を入れています。今は1番注力してることかもしれません。
『美容師の求人募集』という部分に。
ホームページの求人ページやブログに力を入れている美容室は、僕はこの先の将来性が少なからずあると思っています。
ブログの更新もやっている方ならわかるでしょうが楽じゃないです。自社求人ページの作り込みもお金が掛かることです。
そういったことに時間と労力を使っているということは、この先も成長していきたい思いがあるから、今より先に進みたいと考えているから、そう思っても間違いじゃないはずです。
やり方はそれぞれですが、頑張っているところと頑張っていないところの見分け方の1つになると考えます。
僕もサロンワークや必要な仕事以外は、ほぼ美容師求人募集のための時間に使っています。もうそれだけ必死。
やんなきゃ伝わらないし、頑張っていることも知ってもらえないから。
正社員として最初に提示できる給与にはどうしたって限度があるから、それ以外の他のことや僕のことを知ってもらうしかありません。
美容師で求職中の方は『給与』を1番気にするかと思います。間違いじゃないです。
でも、別の角度からその美容室を見てみることも大事なんじゃないのかな。