アンドエルです。
今、美容師アシスタントの方で「もう辞めたい…」と考えている子もいることかと思います。
誰かに相談して考え中、自問自答の繰り返し、嫌々継続中…
まぁ、状況はいろいろでしょう。
中々、決断できずに迷っている子は多いと思います。
なので、美容歴20年以上、キツイ辛いと言われるアシスタント時代を4年間過ごしてきた僕と一緒に考えてみましょう♪
もしかしたら、現状での答えが見つかるかもしれません。
美容師アシスタントってキツイし辛いよね

楽しいことより大変なことの方が多い。仕事はキツイし辛い。
でも、最初に言っておこう。
スタイリストになっても仕事とは大変なことは多い。楽しいというより楽しめるかが大事。
スタイリストになれば、アシスタント時代とは違う辛さも待っているよ。
とはいえ、今アシスタントとして美容師を続けようか悩んでいるわけですよね?
なんでそう思っているのか?それはずっと続くのか?
不安があるから悩んで迷うわけですよね。
ちょっと相談形式で色々考えてみましょう。
掃除や準備や雑用ばっかり…
「お客様の髪を触る事もできない。掃除や片付け、準備や雑用ばかりでこんなの美容師じゃない?!」
最初は仕方ないです。
我慢です。辛抱です。この時点で「美容師辞めたい」は、ちょっと早過ぎます。
シャンプーできる?カラー塗れる?パーマ巻ける?スタイリングできる?
できるかもしれません。学校でもやってはきたでしょう。
でも、それはサロンで求めるレベルではないのです。今はまだ。
仮に、それができたとしてもまずは雑用から覚える必要があるのです。
雑用…言葉が悪いです。
これができるできないが今後に大きく関わってきます。
カラー剤の作り方、パーマ液の場所、ロッドの準備の仕方…これを覚える事で、スタイリストになった時全て自分でやることができます。
自分でやれないと困りますよね?
掃除の仕方、お店によってもやり方は違いますが、何より大事なのはお客様に気持ちよく過ごしてもらうために大切なことです。
スタイリストになって自分の担当するお客様を含め、ご来店頂く全てのお客様に気持ちよく過ごして欲しいですよね?
先輩から口うるさく言われますよね?
それは、お客様のためであり、あなたが嫌いなわけではありません。
掃除も準備も全てこの先につながる大事な大事な美容師の業務です。
次に入ってきた後輩に
- 「先輩、これどうやって準備したらいいですか?」
- 「先輩、このパーマ液は何に入れればいいですか?」
- 「先輩、掃除はどのタイミングで始めればいいですか?」
- 「先輩!先輩!先輩!…」
次に教えていくのも大事な仕事です。
なんでも知ってる先輩、頼り甲斐があります。
何聞いても自信のない返事、信頼されないです。
シャンプーばっかりじゃん!
「シャンプー練習ばっかりだし、覚えても営業中もこればっか…」
カラーも塗りたい??
でもね、カラー剤って冷たいし、ヒリヒリしたりするし、丁寧に塗れないと痛かったりするし…とにかく気持ちのいい施術ではないんだよ。
だけど、あなたのやれるシャンプーという技術は、美容室の施術で最も気持ちよく、唯一気持ちがいいと言える施術なんだよね。
お客様が1番「気持ちよかった〜」と感じれるもの。
1番をあなたは任されているんです。
極めてみてください。
お客様の頭の形、髪の状態、髪質、美容師にとって重要な情報を最初に知ることが出来るのもシャンプーです。
スタイリストデビューしたら、はじめは全部自分でやります。シャンプーも。
シャンプーが下手くそじゃ、自分にとって大切なお客様に支持してもらえません。
お客様の支持がなきゃ、美容師としては成長していけませんから。
休み少ないし、土日に休めないじゃん!
「友達と遊べないよ!」
確かに…土日休み…取りたい時もあるよね。
「どうしても!」の時は、上司に相談してごらん?OKでるかもしれないし。
そうだね、この美容師の土日休み問題ね〜。う〜ん。。
基本的には休みを取るのは難しいわけです。
だって1番お客様のご来店が多いから。1番忙しいから。
美容室の1番忙しいのが土日だから。
でもね、忙しいということはたくさんの経験が積めるタイミングでもある。
美容室の土日とは、平日の1.5〜2倍くらい忙しくなります。
ということは、平日の倍近くの経験ができるのです。
「いや、倍近く疲れるだけでしょ?」
実際、疲れは変わらなかったりします。これホント。暇でも疲れたりするし。
これは、あくまでポジティブに考えるとですけど。
ただね、仕事という側面で考えてみると納得できる部分もあります。
それは、美容師という職業を選んだわけだから覚悟も必要ということ。
美容師じゃない仕事の方でも同じなんです。
「今は忙しいから休み取れません…」なんてことは普通に聞きます。
仕事が忙しいときは休みが取れない。美容師に限った話でもないのです。
ただ、その忙しいのが土日というのが美容師の仕事というだけ。
でも、土日に休み取りたい時があってもおかしくないから、どうしても取りたい時は相談すればいい。
そしたら、うちはOK♪毎週はムリかな…
「他の会社員と同じって言うけど、そもそも休日数が違うじゃん!」
はい。その通りです…
美容師の年間休日数は少ない。一般的な会社員と比べたら確実に少ない。
僕の時代は当たり前であり、そんなもんだと思っていた。
でも、時代が違うから美容師だってもう少し休みが必要だと断言できます。
もっと休みが欲しいと思うなら完全週休2日の美容室に転職を考えてもいいと思う。
休み重視、プライベートも大事にしたいなら。
ただ、さっきも書いたけど美容師の経験という話。
休みより早く上手くなりたい!という考えの子もいてもおかしくないわけ。
だから、その辺は与えられた休みをどう使うかは自由でいいと思う。
ただ、一昔前の休日数じゃ確かに少ないのは間違いないです。
ここは変えていかなくちゃですね!
給料低っ!
「アシスタントの給料低すぎでしょ?!」
確かに低い。高いとは言えない。
もうこれは低いから高くしろ!と言われても、すぐにどうにかできる問題でもない。
なんとか乗り越えてスタイリストになって稼げるようになるか、アシスタントでももう少し給与が高いサロンに転職するか。
「服も買いたい!」
GU♪ユニクロ♪ZOZO♪活用しよう(笑
僕はいいと思う。安いけど着こなし次第でおしゃれにかっこよく見せれる。
それと美容師はヘアスタイルでもおしゃれできるしお金も掛からないし。
「美味しいもの食べたい!」
日々節約してたまに贅沢するしかない。僕も毎日贅沢なんてしていないし、できない…
もしくは、1番いいのが嫌かもしれないが先輩スタイリストにご馳走してもらう!これがベスト。賢い。
「貯金できない!」
今はしなくていいよ。
まぁ、しなくていいということもないが、貯金するお金は遊びや自己投資に使っていいと思う。
スタイリストになった時に支持される美容師になるために。
アシスタントの給与から貯金するといっても、そこまで大きな額を貯めるのは困難です。
目的があって貯金するならいいけど、ただ先が不安だから…という理由なら、貯金ではなく自己投資でいいという考え。
スタイリストになって稼げば、すぐにそれ以上貯めることができるから。
ただし、貯金ゼロ!とかマイナス!はよくない。
月々3,000円でもいいからお金は残しておこう。
先輩うざい!
「マジ、あの先輩うざい…」
というのもあるでしょう。
どうウザいのかが問題ですが。
あなたのこと、お店のことを考えて確かな指導に対しては、当然でありありがたいと受け入れましょう。
そうではない場合、理不尽な態度などは我慢できないなら、オーナーに相談しよう。
どうにもならん!我慢ならん!!というなら、やっぱ転職かな〜。
人間関係は難しい。どうにかするのが本当に難しい。
そういう先輩が先に辞める気配がないなら、我慢せずに辞めて店変えてもいい。
むしろ、そっちの方が賢い。
その先輩が良くなることを待つ時間が無駄。
仕事中は我慢できるレベルならいい。営業以外では相手にしなければいい。
人で悩み始めると答えは出ないのに、時間だけはどんどん過ぎる。
ウザい人、いるかどうかは働いてみないとわからないよね。
とにかく先が不安…このまま美容師続けていいの?
「休み少ない、給料安い、仕事大変…」
あ〜、これ!
不安に思うことありましたね。
でも、僕から言えることは「信じて続けるしかない!」です。
仕事に対する不安の多くが、将来のことを考えた時です。
今の不安が将来につながっていくと考えるから。
環境も大きく関係してきますが、不安な気持ちは自分の意志の弱さでもあったりします。
美容師アシスタントの労働環境は、サロンによっても多少の違いはありますが、待遇面ではそこまで大差ないです。
サロンを変えて解消できる悩みもあります。それで消える不安ならいいです。
でも、結局は自分が決めるしかないことで、自分の決断に責任を持つしかありません。
人に話をきいてもらうもよし、転職してみるもよし、不安を抱えながらも続けるもよし。
決断するのは自分。
決断したら信じて進むのみ。
ただ、こういう不安や迷いがあるのはわかるんです。だから、少しでもこういう不安が少ない方がいいという考えで、会社も労働環境や待遇面を整備していきます。
うち(アンドエル)は、そうです。
不安をゼロにすることはできなくても、抱えなくてもいい不安や迷いは少しでも減らしたい。
美容師のアシスタント時代がきつくて辛いだけでは、美容師が続かなくても仕方がない。
安定した生活が送れる給与体系。プライベートも大切にできる労働環境。将来のための社会保障。美容師として成長できるステージ。
こういった人財として大切なスタッフの生活や将来をしっかりと考えています。
「美容師アシスタントなんて、キツイし辛いから辞めたいよ…」と考えているなら、まずは働く美容室を変えてみることをお勧めします。
どこの美容室で働いても同じように思うなら、違う職を探してもいいとは思うけど、いきなり美容師辞めるという決断は早いかも。
誰にも相談できない…する人がいない…のであれば、うちにメッセージください。
まずは、話してください♪
ここからメッセージしてください(ホシさんへと書いてね)
↓ ↓
そっから先を考えればいいと思うよ。


アシスタントが美容師としての将来に不安を感じる時は、