
アシスタントから頑張って努力して、念願のスタイリストデビューを果たして数年…売上が上がらない。。
他の同期にどんどん置いていかれる。。
気がつけば後輩よりも売上が低い。。。
「もう美容師辞めた方がいいのか…」
という状態の美容師スタイリストはいます。
残念な話ですが結構いるんじゃないかと思います。
もし、このような事で悩んでいる美容師がいたら、まだまだチャンスもあるし、収入UPも出来るのでちょっと待ってください。
結論から言って、働く美容室を変える。環境を変えてみる。
これで解決できる時も多いです。
そもそも、売上が上がらないスタイリストには原因があります。
答えから言えば「リピート率が悪い」ということ。
リピート率が悪い美容師スタイリストは売上も伸びないし給料も低い
美容師スタイリストにとってリピート率とは「結果」です。
目に見える数字として表すことができる「結果」となります。
「結果が良くない…給料も変わらない…美容師向いていないのかな…」
こんな悩みが続きます。
売上が伸びない美容師スタイリストは、とにかくこのリピート率が悪い。
自分の美容師としてのリピート率をきちんと把握し、原因を探り、改善するための努力をしていかなければ、いつまでたっても売上も給与も上がりません。
「なんでリピートしてもらえないのか??」
そもそもここを理解できていないのが問題なんですが、売上で伸び悩みが続いている美容師の多くがココを理解しようとしていないのです。
僕が今まで見てきた「リピート率の悪いスタイリスト」のほとんどに共通している点があります。
スタイリストとしての売上が悪い原因は外的要因だと思い込んでいる
要は、リピート率が悪く売上が伸びないのは自分のせいじゃない。
悲しいかな、こう思っている。
例えば、
- 運が悪いだけ
- 入客するお客様が良くない
- 自分は精一杯やっている
- 他の奴は運がいい
- 自分にはチャンスが少ない
とか、全部周りのせいにして考えていたりします。
この状態、本当に良くないです。
こう思っている時点でリピート率が悪い原因を考えようともしていないわけです。
自分以外に原因があると思っているから、何が悪いのか探ろうともしないんです。
で、この状態のまま売上が伸びないでいると、さらにヒドイ状態になっていくのです。
モチベーションの低さがお客様に伝わっていることにも気づけない
もうね、こんな考えでスタイリストとしてお客様に入っても、いい仕事ができてることはありません。
お客様には伝わっているんです。
売上が伸びているスタイリストから見れば、お客様と同じように気づいちゃってるんです。
「あいつ、なんも変わらないな…」と。
お客様が指名してくれない。再来店してくれない。。
もうモチベーションは低下しているわけですが、それでも自分は頑張っていると思っているから、余計にリピートしてくれないことに嫌気がさしてくるわけです。
自分はやっている。再来しないのはお客様が良くなかっただけ。自分は運が悪い。
どうせ次も良いチャンスなんか来ないだろう…
頑張っている風に見せているだけで、モチベーションはこんなだからお客様にも伝わっていることにも気づけない。
「いい加減気づきなさいよ」と、僕は思ってしまいます。
別に美容師としての技術的な部分に大きな問題があるわけでもないんです。
(ある場合もたまにありますが)
だって、どう見てもセンスが良いとはいえない仕上がりでお客様帰しているスタイリストでも、リピート率が良い美容師もいますから。
技術は大事ですが、それ以上に接客応対やサービスを提供する気持ちはお客様に伝わります。
モチベーションの低さ、気持ちの入りようは伝わっているんです。
ここを改善して「やろう!」とモチベーションを上げていかなければ、リピート率は改善しないのです。
どんなに再来店率や売上表の数字を見ても「原因は自分にある」ということを受け止めなければダメなんだということ。
精神論みたいに思われるかもしれないが、事実そう思います。
こんな感じのスタイリストたくさん見てきましたので。
ここで気付ければまだ良いです。「変わろう!」と思えれば。
でも、ここからさらに悪い方に進むスタイリストがコレ。
周りに悪影響を与える売上の悪いスタイリスト…ホント早く気づけよ
ここまで、まぁまぁ厳しいことを言ってきているわけですが、さらに厳しいかもしれません。
売上も伸びず後輩スタイリストにも抜かされ始める美容師もいます。
抜かされて当然なんですが、それでもまだ気づこうとしないんですよね。
いや、本当はもう気づいているんだけど認めたくないだけ。
自分以外のせいにして逃げているだけ。
気づいているのに変わろうとしないわけです。
- 変わろうとすることが格好悪い
- 頑張ってる奴はダサい
- 今さら無駄でしょ
「つーか、美容師なんて…」とかいう考えになっている可能性が高い。
みんなが皆んなではないですが、スタイリストの性格次第では意地悪な美容師になってしまいます。。
頑張っている後輩の邪魔をします。
どんな邪魔の仕方をするのかはいろいろですが、例えば
- 「頑張っても無駄だよ」的なことを吹き込む
- 他スタイリストのことを悪く言う
- 店のことを悪く言う
- サロンワーク中に意地悪をする
- くだらない先輩風を吹かせる
など、なんていうかこっち側に引き込もうとするんですよね。ダメな側に。
腐るなら独りで腐っていけばよいのだが、仲間を作ろうとしたりします。
「完全に嫌われてるよ」と言ってあげたい。
早く気づけよ、いい加減にしろ。もうこのレベルです。
周りからしたら「あの人いつまでいるんだろう…?」なんて思われていたりします。
でもね、売上伸びてないし、後輩スタイリストに抜かされたりもするスタイリストでも、優しくて良い美容師もいるんです。
こういう先輩は、美容師としては目指すべき姿ではないですが、人としては尊敬できるので、プライベートな付き合いもできます。
でも、周りにまで悪影響を与え始めるスタイリストも最初は違ったんです。
はじめっから「こんな」ではなかったんです。
美容師スタイリストは最初の思いは皆んな同じだと思います。
スタイリストになるまで美容師続けてきたんだから、やれなくはないということ
さっきみたいな悪影響与えるスタイリストもまだまだやれるんです。
だって、アシスタントの時から腐っていたなら、スタイリストになる前に美容師辞めてますから。
スタイリストデビューまではみんなと同じような気持ちで進んできたんです。
「スタイリストになって売上に伸び悩む」という、多くの美容師がぶつかる壁を乗り越えれなかったわけです。
早い話「挫折」です。
挫折から立ち直れず、美容師として成長することを諦めてしまったわけです。
最初は違ったんです。絶対売れる美容師になろう!と考えていたと思うんです。
だから、挫折から立ち直って欲しいです。
スタイリストデビューした時の気持ちを思い出してみて欲しいです。
それでも、中々悪循環から抜け出せないスタイリストは転職するべきです。
違うサロンへ移りましょう!
もう難しいんです。ここまでの状態になると。変わることが格好悪いと考えているから、プライドが邪魔しちゃっているので進みません。
だから、1番良い改善策は、
売上がいつまでも伸びないスタイリストは早く美容室を変えるべき
コレです。
環境変えても人なんてそう簡単に変わらないでしょ。と思うでしょうが、実はそんなことはありません。
「環境が人を作る」と言われるように、「環境が人を変える」こともあるんです。
実際、働く美容室を変えてみたら売上が伸びたスタイリスト、売上No.1スタイリストになった美容師とかも知っています。
もちろん、前サロンでの腐った状態を引きずったままではうまくいかないでしょうが、気持ちを切り替えることができるタイミングなんですよね。
働く美容室を変えるということが。
この記事の最初の方に書いた「リピート率の話」がありますが、自分に原因があることを受け止めて改善する努力ができるスタイリストは、転職せずにそこで頑張ってもいいと思います。
でも、
- 再来がない、指名がない
- すっと売上が伸びない
- 自分のせいじゃない
- 頑張ったって無駄…
と感じている美容師スタイリストは、美容師を辞める選択を選ぶ前に、気持ちを切り替えてサロンを変えてみることをお勧めします。
職場環境(美容室)って結構閉鎖的な空間です。
自ら外に出て環境作り出そうとしないと、その閉鎖的な空間だけの自分しか見えなくなります。
なので、腐らずに外に出てみるといいです。
働く環境を変えて再スタートするときは、以下のことを大事にしてください。
- 今までの自分の悪いところを受け止める
- スタイリストデビューしたての思いで働く
- リピート率より何より、まずはお客様のことを考える
- モチベーションを維持し続ける
他にももっとリピートにつながる実践的なテクニックはあるのですが、それ以前に気持ちが大切です。
こういう気持ちや思いで仕事に臨み続ければ、自然と指名してもらうための勉強や努力をしていくはずですから。
美容師で売上が悪くて悩み続けているなら、環境を変えることが1番。
悩んで迷っている時間は、今すぐ転職活動の時間に充てるべきです。
それと自分と同じように悩んでいるスタイリストばかりとつるむのはヤメましょう。前向きな話をお互いにしているならいいですけど。
できれば、尊敬できる先輩や売り上げている先輩、サロンオーナーと話たりして自分を高める方向に持っていくべきです。
売上れるようになり始めると、自分の中でコツみたいなものが見えてくるはずです。
勤めているサロンにも、周りにも相談できる人がいない…というなら、僕でよければ相談に乗ります♪
お問い合わせはここからお願いします。
(「ホシさんへ」と最初に入れてくださいね)
株式会社アンドエルの美容師求人情報はこちらから

こんな記事もオススメです