女性美容師さんの中には、妊娠・出産が決まった方や考えている方もいるでしょう。
決まった方も考え中という方もいろいろと準備するべきことがあります。
忙しい美容師という仕事ですが、前もってしっかりと考えておくべきです。
美容師が考えるべき妊娠・出産について
女性にとって大きなライフイベントです。
美容師でも他の職種でも仕事に影響がある出来事に変わりはありません。
結婚を考えているなら、絶対に考えておくべきです。「まだいい…」なんて早すぎることはありません。
美容師でも「産休育休の取得」についても理解しておくべきですし、ライフプランをざっくりとでも立てておくべきです。
「子供が欲しい」と考えている美容師さんがやるべきこと
まず、妊娠・出産となると「子供が欲しい♪」と考えているわけですが、女性美容師として1度よ〜く考えてみましょう。
- 子供を産んでも美容師を続けるのか?
- 子供が産まれたら美容師をやめるのか?
この2つが最初に考えておくべきことですね。
ここでは、美容師を続けるという前提のお話です。
子供が出来ても仕事を続けたい女性美容師さんが、妊娠前に考えておくこと
旦那さんの扶養に入るのか?入らないのか?
これ最初に考えておいた方がいいでしょう。
美容師としての働き方に大きく影響しますし、旦那さんの考え方でも影響するでしょうから。
旦那さんが社会保険加入者なのか?社会保険未加入なのか?でも考え方が変わってくるでしょう。
扶養に入って美容師を続ける場合
旦那さんが社会保険加入者の場合は、扶養範囲内で無理なく働く女性美容師さんもいます。
扶養範囲内で働く場合は、稼げる年収に限度があるので、美容師としての働き方に注意が必要です。
また、扶養範囲内といっても課税対象が段階的に変わります。
単純に「社会保険料も所得税も払うのはちょっと…」となれば、働きすぎてはいけません。
年収103万を越えるような働き方は出来ません。月収85,000円くらいです。
働き方としては、パート美容師で時給にもよりますが、ざっくりと週4日/1日5時間くらいだと考えておいた方がいいでしょう。
扶養に入らず美容師を続ける場合
働けるだけ仕事するようにして、稼げるだけ稼ぎましょう。
自分で年金、健康保険、その他税金を納める必要があります。
パート美容師でも業務委託美容師でも正社員でも、美容師としての働き方は状況次第でしょうが、稼いだ方がお金が残せます。
歩合制の美容室なら頑張り次第でママ美容師でも売上げて収入UP出来ます。
僕は、美容師をずっと続けていくと決めているなら、この働き方が将来的にも良いと考えます。
この先何があるかわかりません。
旦那さんの給与だけを生活のベースとするのではなく、ママ美容師としての収入だけでも生活できる状態にしておくのがリスクが減って安定感あります。
扶養に入る入らないで、旦那さんの税金も変わってくるので難しいところではありますし、何より旦那さんの考え方も大事なので、今すぐに決めれることではありません。
ただ「美容師を続ける」のであれば、税金などのお金の節約という思考でいるより、ママ美容師として「それ以上に稼げば良い」という思考の方が、経済的には家庭の基盤が強くなると思います。
ママ美容師さんで働き方に迷っている方は、こちらの記事で扶養範囲についての働き方も紹介しています。
美容師としてどういう働き方をしたいのか?
- フルタイム?時短?
- 業務委託契約?社員?
- スタイリスト?アシスタント?
妊娠・出産前と後では、考え方も働き方も変わってくるかもしれませんが、今から考えておいてもいいと思います。
子供が小さいうち(幼少期)は、フルタイムで働くのは周りの協力なしでは難しいのが現実です。
多くの女性美容師さんは、妊娠していることがわかったら徐々に仕事をセーブしていっています。
夜は早めに帰ったり、体調次第でお休みをとったり。
とにかく、周りの理解と協力が必要になります。
大事なことは、
「美容室」でママ美容師の働き方が決まる
ということ。
働く美容室の環境や状況。オーナーの考え方。
ママ美容師に働いてもらう美容室次第で変わってくるということ。
「とにかくいてくれるだけでいいよ♪」という考えのオーナーなら、働き方も自由でしょうが、中々そういうわけにもいかないです。
- 週4日は出勤してほしい
- 1日最低5時間は働いてほしい
- 土日に出てほしい
- 17時までいてほしい
- ミーティングにも参加してほしい
など、お店の状況やオーナーの考え方も影響してくるわけです。
本当に自由に働くとなると、面貸しやフリーランス、もしくは業務委託契約で美容師をした方がいいかもしれません。
ただ、安定した給与を求めるのは難しいし、労災保険も未加入となるのでリスクもあります。
「どこで、どのように美容師を続けるのか?」
家族と相談し、美容室オーナーともよ〜く話し合うべきです。
妊娠・出産を決めたらやること〜まとめ〜
まずは、子供ができてからも美容師を続けるのか?やめるのか?
美容師を続けていくと決めたら、
- 旦那さんの扶養に入る?入らない?
- 働き方は、社員、パート、業務委託契約?
- どんなサロンで美容師をする?
をしっかりと考えて準備をしておくことが大切です。
女性美容師の出産に伴い利用できる制度が「産休育休制度」です。
この制度は、美容師としての働き方次第でフル活用できない場合もあるので、事前に調べておくことが大切です。
美容師でも利用するための産休育休についての詳しい情報は
↓ ↓
【産休育休】女性美容師が絶対に知っておくべき大事なこと
また、家族で将来についてもよく話し合うべきです。
育児と仕事の両立は大変ではありますが、産休育休制度や勤めているサロンの福利厚生などをうまく利用して、美容師を続けてほしいと思います。
株式会社アンドエルでも産休育休制度を設けているので、女性美容師さんが長く働ける環境を整えています。
育児も美容師も頑張りたい方は、ぜひ当社の美容師求人募集情報をご覧ください♪
