
女性美容師は出産を機にサロンワークから離れていきますよね。
ボクの周りでもみんなそうです。
どのくらいの期間サロンワークから離れるかは人それぞれですが。
で、そのまま美容師を辞めてしまう方もいますよね?
でも復帰を考えている方も多いとは思います。
ボクはぜひ復帰して欲しいという考えです。
なぜなら…
女性美容師は絶対にもっと活躍できると思うから
結婚して働き方を変えたとしても。育児で時短勤務やパートになっとしても。もちろん結婚出産関係なくもっと活躍していけると思っています。
むしろ働き方に対する考え方を変えたり、労働環境を変えることで飛躍できる女性美容師さんって多いんです。
- 収入UP
- 自由な時間を増やす
ということが可能だと思うんです。
ただ、今までの当たり前だった美容室の待遇や労働環境が、女性が美容師として長く活躍しづらい原因となっていたと考えています。
プライベートが充実できない労働環境を変えればいい
今までボクはたくさんの女性美容師を見てきました。美容師を辞めていく子もたくさん見てきました。
理由はいろいろですが、やっぱり美容師はプライベートが削られすぎ。
「目標とする美容師になるためには時間も惜しまない!」
みんながみんなこう頑張れるわけではないんです。
最初はそういう気持ちをもって美容師になったとしても、中々ずっとこの気持ちをキープすることできないんです。
だって美容師じゃない周りの女友達は、
- 週休2日の土日休み
- 有給休暇がある
- 給料も私よりいい
- ボーナスもある
- 拘束時間も短い
- 海外旅行にも行ってる
- なんか欲しいものよく買ってる
とにかく楽しそう。充実してそう。そう感じること多いと思うんですよ。
実際は充実しているかどうかは本人しかわかりませんけど、とにかく周りが自分より良く見える時があるんです。
それでも「私は美容師が好き!」「仕事が楽しい!」と自信を持っていえる人はは多くないです。
やっぱプライベートと仕事ってリンクしてるんです。つながってるんです。
もっと美容師という仕事を楽しめる環境でないと、プライベートの充実につながりません。
だって、
- あ〜、あと3日…
- あ〜、まだ木曜か…
- あ〜、今日も帰るの遅くなりそう…
- あ〜、明日も仕事…
どっちかというとネガティブになりません?
でも仕方ないです。
朝から晩まで立ち仕事して、手もガサガサになって、社会保障もなくて給与も少ないんじゃね。
嫌になっても仕方がない。
それでも『コレが美容師だから』みたいな業界だから、長く活躍する女性美容師が少なくなる。
頑張ることを諦めてしまう。
頑張り続けて安定した美容師生活送れる女性が少なくなる。
勿体無い!本当に。
女性の美容師さんは諦めないで欲しい。特にアシスタントの子。
スタイリストになるまでは絶対に何が何でも頑張ってみて欲しい。
スタイリストになって諦めそうになったら、まずは働く美容室を変えてみて欲しいと思う。
結婚出産を機に美容師から離れてしまう方も、落ち着いたら復帰して欲しい。
働き方や環境を間違えなければ、きっともっと活躍できるから。
今は、
- 完全週休2日
- 営業時間9時間以下
- 社保加入
- 有給休暇
- 土日も休める
という美容室もまだまだ少ないがあるにはある。
個人事業主としてフリーランスや業務委託美容師なら、リスクもあるけど自由度は高くなるし。
プライベートとのバランスをとりながら、十分に活躍できる環境って自分自身で選べる時代だから。
「今いる美容室にもお世話になったし…」
「お客様に申し訳ない気もするし…」
「環境変えるのもちょっと…」
となる方もいると思います。
すごくよくわかります。そういう気持ち。
でもです。
ボクから言わせると、そんなふうに思ってくれるスタッフがいるのに、いつまでもやり方を変えようとしないオーナーはどうなんだろ?って。
休み増やすとか、働く時間を短くするとか、給与UPするとか、改善していかなくちゃいけないんです。
もちろんお店の経営状況にもよるので必ずしもできるわけではないですが、変えていく姿勢は必要だと思います。
そういう考えがないオーナーの元で美容師続けていても、長く安定して美容師続けるのは難しいと思います。
年齢を重ねていっても安定した収入を得ることができる。むしろ収入上げていきやすいのは女性美容師さんだと思っています。
続ければ続けるほどお客様との繋がりは増えていき、信頼関係は強くなり年を取ってもお客様からの支持を得ることができます。
信頼関係が強くなることで、あなたの働き方に合わせてくれるお客様も多くなっていきます。
育児が大変な時も理解を示してくれるお客様も絶対にいます。
あなたが美容師としてお客様を大切に思って続けていれば、もっともっと長く活躍できるはずです。
女性が働きやすい美容室。今後はもっと増えていくはずです。
昔と違って、時代の変化に柔軟でスタッフ思いの若い美容室経営者が増えてきているように感じてますから。
女性美容師さんには諦めずに長く活躍して欲しいです。